旅行や日々のグルメ探訪に!ライターが自腹で本気レビューする福岡のレストラン情報

”レストラン喫茶”のラーメンは、ファンタスティック! 香港(中央区舞鶴)

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  2016/12/20   ※記事公開時の日付です

青島から香港へ

  • 舞鶴の交差点「戦国焼き鳥 家康」のはす向かい。
  • 5年ほど前まで「青島」という中華料理店だったのが、
  • 「レストラン喫茶 香港」という店に変わっていました。
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  • 外見はどっからどうみても中華料理店なのですが「レストラン喫茶」という肩書き。

近づいて見ると入り口などの窓を隠すように中華メニューが張り出されている。

 

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写真左下の読めない鍋の名前。

始まっているのはわかるのですが。

鍋に追加品、

これもなんとなく間違っていない気がする言い回し。

 

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「本場手つくり黒豚肉餃子、うまい」

 

このコピーもリズムが独特で秀逸。

つくり&うまい、がその世界を構築しています。

しかも半額ってすごいじゃないですか!

 

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生ビールだって半額にします、何杯でも!
こんなワンダフルなレストラン喫茶は他に知りません。

2つの扉。正解はどっちだ!

ユニークなメニューが窓にはりめぐらされていて、外から店内が見えないパターン。

  • 幅15メートルほどの店。
  • もういちど、よくみると入り口が右と左に2つある。
  • 右はメニューが張り出されていて、いかにも中は中華料理店なイメージの扉。
  • 営業中の札。
  • 左は違う店かと思うぐらい扉が真っ白な紙で覆い隠されている。
  • こっちは締め切られているのかなと思いきや、
  • 赤い中華料理の暖簾と営業中の札が。

右か、左か。
気弱なオイラは右をチョイスした。

 

足を踏み入れると入ると右手前に会計レジがあり、

間仕切りのない空間にテーブルが20席ほどならぶ。

奥には厨房。

イントネーションも微妙な片言の「いらっしゃいはせ~」の声。

”大衆中華な匂い”がプ~ンプンだ。

  • 開けなかった左の扉側をみると
  • 女性が二人、テーブルの前に座っている。

近づいてみると中華弁当が。

左の扉は中華弁当販売ブースにつながるものだったのだ。

弁当は全品500円。

 

黒の普通サイズのプラスチック弁当トレー。

ご飯の入るスペースを見て驚いた!

緑のバランで対角線が仕切られている。
半分が白ご飯、半分がチャーハン!!

  • いまはお昼どき。
  • おすすめランチメニューは12種類ある。

 

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日替わり定食680 麻婆豆腐定食750 回鍋肉定食 850 青椒肉絲定食850

黒酢酢豚定食850 エビのチリソース定食980 チャーハンセット650 焼きそば680

ラーメン650 中華丼700 マーボー丼700 四川タンタン麺680

 

基本的にメニューは上か斜めから俯瞰した写真が載っているが、

「ラーメン」だけが真横から撮影されている不思議さ。

  • 今日の日替わり定食は何なのか。
  • 近くにいたおばちゃんスタッフに訊ねると

「ラーメンに半チャーハン」と。

 

日替わり680円で、ラーメン650円.ってことは半チャーが30円?

とりあえず日替わりと四川タンタン麺680円をオーダー。

マーボー豆腐定食750円、

せっかくなので”手つくり餃子”280円も。

周りをきちんと見てオーダーすべし

店内をぐるりと見渡す。
あっ!しまった!
奥のキッチンの上にこんなものが!!

 

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はろまき&香港風の「風」が、どんなものか気になるではないか!!

あ、2度目のしまった!

テーブルの下にグランドメニューらしきものが落ちていた!

もしかして、もっとたくさん魅力的な料理があるのでは!

 

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ああ、やっぱりだ!

せロり、あるじゃんか。

ああ、

 

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お2名様で、自分の手で煮て楽しめばよかった。

くそう。

 

そんなことを妄想しているうちに料理が運ばれてきました。

まずは日替わり。

 

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香港のラーメンはすごい。
ある意味、画期的すぎて、ファンタスティック!!
のっている具は明らかに青椒肉絲の具材+モヤシなんです。

細切りの豚肉、細切りのピーマン、細いモヤシ

スープの出汁はうすーーーーーい鶏ガラに醤油を。

それに長浜ストレート麺。

 

 

ほんのり醤油薫る、お湯ラーメンやんかっ!

 

 

ひとくち食べてスープを啜れば、

そう突っ込みたくなる日本人はたくさんいるかもしれません。

 

いや、みなさん、目を覚ましましょう!

 

現代ジャパニーズのラーメン観が間違っているのです!!
 

 

運ばれてきました四川タンタン麺。

 

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青梗菜と赤いスープのコントラストは鮮やか。

丼の雷門がカラフルなのもグッド。

肉そぼろはしっかり胡麻と花椒で味付けされている。

こちらも長浜ストレート麺。

 

辛いタンタンスープ。

出汁の風味は消えている。

食べる人によっては

 

お湯タンタン麺やんかっ!

  • と、叫んでしまいたくなるかもしれないが、
  • 郷に入っては郷に従え、である。

 

 

 

ああ、麻婆豆腐定食がやってきた。

 

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  • これ、運ばれてきたまんまです。
  • トレーを最大限に使って提供するスタイルはアメージング!

 

衝撃がさめやらぬうちに、

なぜ黒豚を使うのかはわからない、

手つくり餃子も登場!

 

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こちらは皿の上で自由闊達、アクロバティック!!

 

 

ああ、香港って、レストラン喫茶って、おもしろいのねん。

 

くりしん

でぶグルメライター

昭和40年代生まれの自称“でぶグルメライター”。crossFM「baysidefestival」の「ぶらりふとり旅」ではランチ情報&体重をオンエア中。

 

■店舗情報

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店名 レストラン喫茶 香港
ジャンル レストラン喫茶
TEL 092-732-3513
住所 福岡県福岡市中央区舞鶴3-1-3
交通手段 地下鉄赤坂駅より、徒歩で5分。
営業時間 11:00~15:00,17:30~25:00
定休日 不定

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