旅行や日々のグルメ探訪に!ライターが自腹で本気レビューする福岡のレストラン情報

ここの小籠包はスープが洪水です。 餃子の李(中央区薬院)

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  2016/12/08   ※記事公開時の日付です

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たぶん、福岡で最もよく食べている中国料理はここ、「餃子の李」。
なぜかって。まず、“街の中華食堂”という雰囲気がとっても気楽。加えて、スタッフが中国人揃いで現地の雰囲気にどっぷり浸ることができる。さらに、店名にもなっている餃子。
この餃子を初めて食べた時は、見たことのないサイズ感でたまげました。ふくよかに丸々と肥えています。皮はもちもち、カリカリ。中には豚肉がぎっしりでジューシーこの上ない。
その上、デリバリーもできるんです(2~3年前の情報なので、各自ご確認を)。この餃子、水餃子、麻婆豆腐、春巻き、青菜の炒め物などわんさかオーダーして友人宅まで宅配してもらい、中華パーティーを何度開いたことか。私にとっては、気取らない、等身大の愛すべきスタンダード中国料理です。

久しぶりに店に行って頼んだのはトンポーロー、水餃子、揚げ春巻き、小籠包、チャーハン、タピオカミルク。
特筆すべきは小籠包でしょう。うま味だけのスープをたっぷりとはらんでいるので、勢いあまってボタボタボタッとハンカチやらコートやらにスープをこぼしてしまいました。ああ、もったいない…。れんげの上でゆっくり食べるがよろしよ。
あと、トンポーロー。びっくりするくらいにニンニクが入っているのだけれど、これがないとダメなんだな。ニンニクの包容力って素晴らしいですね。最後にはニンニクだけチャーハンに乗せて食べていました。
ちなみに日曜のお昼時に4歳の甥っ子を連れて訪れると、大広間のテーブルの9割は子連れ家族。「ああ、そちらも」「こちらもね」となんだかうれしくなりました。小さい子ども連れで本格的な中国料理を食べたい!という方にもおすすめです。

奥永智絵

ライター・エディター

福岡市で活動するライター・エディター。県内60店以上でカレーを食し、出張となればカレー屋を探し、ふつか酔いにも風邪にもカレーが効くと信じている。ほとんど毎晩飲んで過ごし、心惹かれるつまみは炙りもの、燻しもの、漬物。

■店舗情報

店名 餃子の李
ジャンル 中華料理、餃子
TEL 092-531-1456
住所 福岡市中央区薬院3-1-11 福海ビル 1F
交通手段 地下鉄薬院駅から徒歩3分
営業時間 11:30~14:30、17:00~22:00
定休日 火曜

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