旅行や日々のグルメ探訪に!ライターが自腹で本気レビューする福岡のレストラン情報

モモ、ムネ、骨付きの三位一体 「とり田」の最強唐揚げ定食 とり田(中央区薬院)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

  2016/02/09   ※記事公開時の日付です

mizutaki01a

あれは私が産後二カ月の頃だった。Facebookのタイムライン上に、たくさんの唐揚げ画像があがってきた。グルメな知り合いがこぞって行っていたその店が薬院にある水炊きの店「とり田」だった。

月ごとにメニューが代わる鶏肉を使ったランチはどれも本当に美味しく、どこか真新しい。その月は、唐揚げ定食だった。次々にあげられる唐揚げ画像にいてもたってもいられず、産後二カ月のまだ万全ではない我が身をひきずり、首が座りかけの我が子を抱えて開店前の行列に並んだっけ。そうまでしてでも「食べて良かった」と思えた。

しかし、悲しきかな、月替わり。次はいつ会えるかわからない……。

それからしばらくして、博多に「とり田 博多本店」がオープンしたのだ。
なんと「唐揚げ定食」(880円)を、グランドメニューに携えて!

さて、待望の「唐揚げ定食」をオーダーする。まず濃厚な水炊きスープが運ばれてくる。じんわりと身体中に染みわたるスープをゆっくり飲んでいると、いよいよ唐揚げが運ばれてくる。

モモ肉、ムネ肉、骨付きと、3種の部位が一皿に集まっているのが何といっても鶏料理名物の「とり田」らしい。さあ、揚げものの美味しい瞬間と言えば揚げたてに限るのだから、モタモタしていられない。熱々を一心不乱にほおばって、ジュワリと染み出る肉汁に口内を包まれたらもうこれ以上は何もいらいない気にさえなってしまう。

いやいや、ポン酢と大根おろし、ユズゴショウ、七味などの「味変アイテム」も忘れてはいけない。下味がシンプルで上品だからこそ、何をつけてもあう。すばらしい。欲を言えば、ごはんのお代わりができるようになってほしい。増額でも良いから。

ちなみに博多区美野島には、「博多唐揚げ とり田」が存在する。ここではさらに色々な部位の唐揚げを販売しているのだから、もうどこまでもついていくわ!

内川美彩

ライター

あるときはライター、あるときは主婦、あるときはママ……その実態は大盛りハンター。唐揚げと白米に目がない。口癖は「痩せたい」。

■店舗情報

店名 とり田
ジャンル 水炊き
TEL 050-5869-8652
住所 福岡県福岡市中央区薬院2-3-30 CASEビル1F
交通手段 地下鉄七隈線 薬院大通駅から徒歩5分
薬院大通駅から159m
営業時間 【月~金】
12:00~15:00
17:00~22:00(L.O)
【土・日・祝】
12:00~22:00(L.O)
定休日 無休

関連記事
Related article

S
S